フィリピンのボホール島といえば、チョコレートヒルズやターシャが有名なアイランドホッピングスポットの一つです。
セブ島留学時に出来た友達と2人でボホール島を満喫しにいこうと計画を立てたのだが、いい加減な男たちの旅はそうはすんなりいかなかった。
本日はそのポンコツどもの一部始終を記載させていただこうと思います。
目次
初手:寝坊
セブ島からボホール島へのアクセス方法はいくつかありますが、個人で行く場合は基本的にフェリー一択となると思います。
セブポートからタグビラランまでフェリーで行けるのですが、フェリーの時間が大体1時間おきで運行されています。
ボホール島は面積が広く、観光地が散らばっているため、本気で楽しむためには泊りで行くか朝早く出発する必要があります。いや、旅行において早起きというのはもはや基本といってよいでしょう。
我々の語学学校の寮はITパークのすぐ近くにありました。ここからボホール島へ行くためには、車とフェリーの時間を含めると3時間近くかかります。
我々2人、これをわかっていながら、なんと前日に深夜2時まで飲むという体たらく。
当初の計画は寮の下へ6時集合だったものが8時集合となり、この時点で島で楽しむ時間は2時間減ったのであった。
幸い集まってからはすぐにタクシーを捕まえることができ、セブポートへは9時前に到着することができたのでした。
弐手:携帯紛失
なんとかセブポートに到着した2人。9時台のフェリーに乗り込むことが可能とわかり、ほっとしたのもつかの間、次なる事件が発生した。
「俺、絶対何か忘れてる気がするんだよな~」と友人。
「財布と携帯があればなんとかなるっしょ!」と私。
「・・・あ、携帯がない!」と友人。
どこから携帯がなかったのかを考えました。そもそも寮に置きっぱなしであればよかったものの、タクシー内で利用していたことが判明し、事件はタクシー内で起きたという整理となりました。
「海外行くと絶対携帯をなくすんだよなー、これで3回目だわー。まぁなんだかんだ毎回帰ってくるんだけどね。」とちょっと呑気な友人。
ここからジェットコースターよりもスリリングなカーチェイスならぬスクーターチェイスが始まりました。
バイクタクシーによるスクーターチェイス
彼はAndroidユーザで位置情報登録サービスを利用していたため、なんとか私のスマホからGoogleへログインし、タクシーの場所(自端末の場所)を特定することができました。
すでにセブポート付近はおらず、どんどん離れていくタクシー。
ここで我々は普通のタクシーでは追いつくのは難しいとみて、バイクタクシーを利用して追跡することになりました。
セブ島ではバイクタクシーという移動手段があり、バイクの後ろに乗せてもらう移動手段でタクシーより安く、早く移動することが可能です。安全面についてはお察し。
タクシーと同じで、乗る前に値段の交渉が大事です。基本ぼったくられますが、少額のぼったくりで済むように交渉がんばりましょう!
私のスマホを彼に渡し、彼は運転手に指示しながら前を走る。私のバイクはそれをただ後ろからついていく。そう、私がついていく意味はほとんどないのだ。
実は私、この時が初めてのバイクタクシー経験で、初めてがカーチェイスならぬスクーターチェイスだったので若干トラウマになりました(笑)
走ること20分。タクシーがどこかのロータリーで休憩をしてくれたおかげで、なんとか追いつき、無事に携帯を取り戻すことができました。
「フェリーの時間は繰り下げるしかなくて申し訳ない、でもやっぱ携帯は戻ってくるだよなー」とご満悦の友人。
ボホール島への到着が遅れることよりも、こんな経験をさせてくれた友人に感謝さえ感じていました(笑)
フェリーチケット購入
問題解決した我々はここでようやくフェリーのチケットを購入することになりました。
が、ここでも若干のアクシデントが。
「パスポートみせてくれ!」とチケット売り場の親父。
フィリピンにおいて年齢確認されたことがない私は普段持ち歩くなんてことをしていなかった。
まさか、ここにきてフェリーに乗れないなんてことがあるのかと絶望しかけた私にチケット売り場の親父はこう言ってくれた。
「パスポートを撮った写真でもなんでもいいよ!」
購入のレーンから離れカメラロールを探すも見つからず、友人に「ごめん・・・」とつぶやきかけたその時、何かのサーバにあるかもしれないと思い、OneDrive、GoogleDrive、DropBox利用したことのあるすべてのサービスを確認した。
過去の海外旅行で使用したのかなんとかDropBoxにパスポートの写真を見つけ、それを見せることでチケットは購入できました。
セブポートの中はこんな感じ。ここまで来てようやく、ボホール島へいけると確信できました。いやー長かった。
ボホール島到着
上陸し、しばらく歩くと、とんでもない数のツアースタッフや運転手がいて、声をかけられまくります。そのため、あらかじめ手配をしなくても足に困ることはないでしょう。
こんな感じのパンフレットをそれぞれのツアースタッフが渡してきます。
夜の街のキャッチよりもしつこいのでご注意を(笑)
到着すると13時近く。帰りのフェリーのことを考えるとほとんど時間がないので、今回はビーチでゆっくりすることになりました。
適当に車を手配して、アロナビーチへ向かいました。
アロナビーチ
白浜でとても綺麗なビーチ。
なんですけど、行った日の天候があまりよくなく、水が透けない・・・。
一部日が差している部分は透明度高く見えるのですが・・・。
いくらきれいな海でも天気が良くないと良さがわかりませんね。
というわけで、海での遊びはちょっと浸かる程度で終え、バーでゆっくりすることにしました。
今回は「Aluna Lounge Bar」へお邪魔しました。
お昼ご飯もかねてしばらく飲んでいると・・・。
スペインから観光で遊びに来たという旅行者と仲良くなり・・・。
気付けば・・・。
現地人も旅行客も関係なく、みんな仲良くなっていたの巻。
天気はあまりよくありませんでした、気分は快晴でした。
様々なトラブル(?)に見舞われましたが、楽しい思い出です。
こういった出会いや発見があるからこそ、旅行は楽しいですね!