バイクのカスタムで印象がすごく変わるのがマフラーだと思います。
今回はスーパーカブ110(JA10)のマフラーを交換してみました。「純正のマフラー」から「WirusWin製のロイヤルマフラースポーツタイプ(チタン仕様)」に交換しました。
私が探した限りではスーパーカブの場合、フルエキゾーストのものしかなかったので、マフラーは違っても手順は同じになるかと思います。
それではさっそく取り付けていきましょう!
目次
事前準備
今回取り付けるマフラー
今回、購入したマフラーはこちら。
初めてのマフラー交換のため、完全に適合しているものを選択しました。
通常だとサイレンサーはステンレス製となりますが、オプションでチタンや黒カーボンを選択できたので、チタン製にしました。これで多少は車体も軽くなるはず・・・!
今回使用したパーツや消耗品
- ガスケットH-06
- モリブデングリス(ガスケットに利用できればこれじゃなくてもOK)
型があっていればなんでも大丈夫ですが、参考までに私はNAPSで以下を購入しました。
今回使用する工具
- 19mmレンチ
- 12mmレンチ
- 10mmレンチ(バッフル用)
マフラー取り外し手順
ステップ部分の取り外し
取り外しの順序はどれからでも問題ありません。
ただし、ステップを外さないとマフラーを外すことができないので必須の作業となります。
そのため私はここから外しました。4か所ありますが、ここは12mmレンチで外していきます。下からのねじ止めなので回す方向に注意しましょう。
4か所のネジを外したら、フットブレーキやマフラーのエキゾーストパイプ部分をうまくくぐらせて外していきましょう。
エキゾーストパイプ部分の取り外し
ステップを取り外したら、マフラーも取り外します。サイレンサー部分もビス止めされていますが、こちらから外したほうが無難かな、と。
ステップを外すために寝っ転がっているので、一緒にやっちゃいましたが、この順番でいいと思います。
こちらも12mmレンチで外せます。写真では白色のエキゾーストパイプのせいで奥のビスが隠れてしまっていますが、奥にもあるので、二か所あります。
ガスケットが本体側に残っている・・・と思ったのですが、そもそもガスケットがありませんでした。これにはさすがにコナン君も「あれれー?おかしいよ?」となるでしょう。
純正はガスケットなしでも漏れないってことなんでしょうかね。今回はカスタムパーツなので、これを機にガスケットを利用していきますが、そこは取り付けのほうで。
サイレンサー部分の取り外し
サイレンサーを固定している部分も外します。こちらは大きなネジなので比較的簡単に外せます。
ステップやエキゾーストパイプと違い、19mmとなっていますので、19mmレンチを使いましょう。
マフラー取り外し
ボルトを全部外したら、バイク本体から取り外します。
フロント部分のエキゾーストパイプを完全に抜いて、後ろに引き抜くように外していきます。なかなか抜けない場合は、フットブレーキやキックペダルの位置を調整したりしながら頑張りましょう!
ちなみにステップさえ外しておけば、レッグシールドは外さなくても取り出せました。
マフラー取り着け手順
取り外しの逆を行っていくだけですが、今回注文したマフラーはエキゾーストパイプ部分とサイレンサー部分が分かれているので、別々に取り付けていきます。
エキゾーストパイプ部分の取り付け
前述しましたが、もともとガスケットがありませんでしたが、今回はガスケットを取り付けます。
事前に調べていますが、きちんと径があっていることを確認します。
問題なければ、あとはグリスを塗りたくってエキゾーストパイプをはめましょう。取り外しと同様で、フットブレーキやキックペダルの位置を調整したりしながら頑張りましょう!
直管状態なので音がとんでもないことになりますが、確認できる方はこの時点でエキゾーストパイプ設置部分で空気が漏れていないか確認すると良いです。ただ、一度でもエンジン入れるとめっちゃ熱くなるので注意してください。
サイレンサー部分の取り付け
取り付けに集中しすぎて、写真を撮るのを忘れていました・・・。
といっても、初めにサイレンサーを固定するためのバーを取り付けてから、エキゾーストパイプにサイレンサーを突っ込むだけです。
固定するためのバーの取り付けについては、ボルトを回すのにキックペダルがとんでもなく邪魔ですが、外さずとも作業は完了できました。
サイレンサーの取り付けですが、奥まで突っ込むのになかなか苦労しました。2人乗り用のキックステップが当たりそうで怖かったのですが、スレスレで当たらない仕様のようです。
すべてが取り付け終わったら、エンジン点火、空ぶかし等して、エキゾーストパイプ部分とサイレンサーの取り付け部分から空気漏れがないかチェックしましょう。
位置変更なしでキックペダルが利用できる不安だったので、キックでエンジンをかけてみましたが、マフラーに干渉することなく利用することが可能でした。
マフラー交換前(純正マフラー)と交換後(WirusWin製ロイヤルマフラー)の比較
見た目だけでもだいぶイメージが変わりました。
音については郵便屋さん音から、低音でかっちょいい感じになりました。バッフル無しではうるさいので、バッフルを付けて利用するようにしています。
走行については、ほとんど低回転でしか走っていないためか違いを感じることはできませんでした。高回転で運転するような機会があれば感じることができるのかもしれません。
ただ実際の効果なのかプラシーボ効果なのか、低回転ではトルクが弱まった気がします。そんなに距離を走ったわけではないので気のせいかもしれません。
私はプロでもなければバイクに乗る機会が異常に多いわけでもないので、おそらく細かい違いは判らないと思いますが、もしわかったら追記します。