原付2種でもロングツーリングがしたい。高速に乗れなくたって長距離を走るんじゃー!でも、途中でスマホの充電が切れたら不安。そんな方にはバイクから電源を取るUSB電源がおすすめです。
近年、モバイルバッテリーが大容量化してきているので、モバイルバッテリーで必要十分ではありますが、バイクについているとモバイルバッテリーの容量を気にしなくて済みますし、荷物も1つ減らせます。
KITACOより、スーパーカブ用のUSB電源キットが発売されているため、カスタムの知識をもたずとも簡単に取付することが可能です。
USB電源を取り付けるのはすごく簡単です。私を含め、カスタム初心者にとって、大変な作業のほとんどはカバーの取り外しと取り付けとなるでしょう。
目次
事前準備
配線を切ったり繋いだりと難しい作業が不要。取り付けるだけで、USB電源が利用できるようになる商品となります。
スーパーカブは型式が多く存在するため、商品によって適業車種が変わってくるのでそちらをご注意いただければと思います。
私のスーパーカブはスーパーカブ110スタンダード[JA-10]ですので、そこに合わせた商品を購入しています。
適合していないものを購入してしまった場合は、配線を変えたり、カブ本体に穴をあけたりなど、工夫が必要となってくる可能性があるので注意が必要です。
- No.3プラスドライバー
- No.2プラスドライバー
USB電源取り付け手順
説明書通りに取り付けよう
説明書が入っているので、この通りに進めていくだけです。
フロント部分とレッグシールドを外せば、3Pカプラが見えるので、そこに電源ハーネスを割り込ませる形とします。
レッグシールドの取り外し
まずは左右のレッグカバーを取り外します。
この中央の銀色のネジと黒い2つのネジを外しましょう。
左右にある3つのネジも外します。
レッグシールドと中央の黒い部分(正式名称がわからず、すみません。)をすべて外していきましょう。
フロント部分の取り外し
フロント部分も外していきましょう。画像の左側にゴムカバーに覆われた3Pカプラーが見えますね!
干渉する部分を慎重に外していきましょう。
スーパーカブの内部とご対面!
シンプルでとてもいじりやすそう!
せっかくの機会なので、パーツクリーナーで汚れを落としていきます。
結構きれいになりました。カブも喜んでいるようです。
USB充電器の取り付け
さてここからは購入した商品を取り付けていきましょう。
車体の右側に3Pカプラがあるので、一度外して、その間に本商品の3Pカプラを入れ込みます。
取り付けるとこんな感じ。
あとは白の配線と黒の配線をUSB充電器の配線と取り付けます。
説明書に記載はありますが、USB充電器本体の赤い配線は白の配線に、黒い配線は黒い配線に繋いでください。安直に赤同士、黒同士に繋げないようにご注意ください。
画像の下につながっているアース端子(黒い線の先端部分)は、金属部分と合わせるようにしちゃえばOKです。私は本体とレッグシールドの間に噛ませてネジ止めしています。
取り付け後のスーパーカブ
レッグシールドが汚いのはご容赦ください。
線が出すぎているは不格好なので、極力中に押し込んでみました。見栄えは悪くないのではないでしょうか。
電源を入れ、セルを回すと・・・。
導通していると、USB充電器が青色に光ります!
実際に利用してみた感想
USB電源あってもなくてもいいかなと思っていたのですが、取り付けてみるとすごく便利でおすすめです。適当に流していて見知らぬ土地にたどり着いてしまったときや日が落ちてしまっても安心感がとてつもないです。
今回取り付けた商品については、以下の条件で片道2時間半のソロツーリングでナビを起動し続けましたが、マイナス充電になることはなく、目的地へ到達後もスマホの充電は100%のままとなっていました。
- USB電源は「1ポート」のみ使用
- 端末は「iPhone8Plus」を使用
- 通信は「メイン端末からのテザリング」を使用
- 利用したナビは「GoogleMap」
ただし、こちらの商品はUSB電源に付属のゴムキャップをつけた状態でも防滴仕様とのことですので、雨の日の利用は避けましょう。