スーパーカブ110(JA10)のヘッドライトをLEDにして夜道を明るく照らそう!

カスタム

スーパーカブ110(JA10)の純正ヘッドライトでは夜道には少し心もとない。そんなことを感じていませんでしょうか。

バイクを自分でいじるなんて自分にはできない?そんなことはありません。スーパーカブの構造は単純なので外したネジの位置をきちんを覚えておけば元に戻せます。

純正のヘッドライトはハロゲンバルブとなっていますが、こちらのバルブをルーメンの高いものに換装するだけです。さっそく取り掛かっていきましょう!

目次

スーパーカブ110(JA10)のヘッドライトバルブの仕様

私はスーパーカブ110(JA10)のサービスマニュアルを持っていないので、ネットで検索した結果を元に確認していくことにします。

バルブ(電球)の仕様は「H4」や「H11」、「HS1」など様々です。

こちらを間違えると電気がつかないどころか、そもそも接続できないという問題になるので、注意しましょう。

スーパーカブ110(JA10)のバルブ

スーパーカブ110(JA10)では「HS1」が適合バルブとなります。ちなみに「H4」と「HS1」は互換性があるので「H4」のバルブでも問題ありません。

「Sスタンレー ハロゲン ヘッドライトバルブ」が純正リペア用となっているようです。

バルブが切れたからとりあえず新しいものが必要という方はこちらでも問題ないかと思います。

車用とバイク用のバルブの違い

車にせよ、バイクにせよ、規格が同じであれば装着することは可能です。

ただし、バイク用は「耐震球」となっています。

公道を走るのであればバイクに車用のバルブを使っても基本問題ありませんが、万が一があるので必ずバイク用のものを使用しましょう。

ヘッドライトは夜道では必須です。「いのちだいじに」でいきましょう。

スーパーカブ110(JA10)の極性

こちらがLED化を行う上での一番の注意点となるかと思います。

型さえ合えば何でもいいのかというとそうではなく、「極性」が合わないと使用できません。

つまり、取り付けができてもライトがつかない状態となってしまいます。

スーパーカブ110(JA10)は「脈流」となっているので、「直流」のバルブはポン付けで利用することができません

amazonや楽天で売っているLEDバルブの多くは「直流のみに対応」となっているので、そちらを使用する場合は、カブを直流化するか、脈流に対応したLEDバルブを購入する必要があります。

事前準備

今回、購入したLEDヘッドライトはこちら。

ヘッドライトがダメになった際にすぐに純正に戻したいので、極力手をかけないように、バルブは脈流(交流)対応のものをチョイスしました。

スーパーカブ110(JA10)であれば全く同じものを購入すれば、この手順通りで簡単に交換することができますので、記事を最後までお読みいただき、ケルビンやルーメンに問題なければいかがでしょうか。

今回使用する工具
  • 8mmレンチ
  • No.2プラスドライバー
  • パネルはがし

バルブ交換手順

ヘッドライトの取り外し

まずはヘッドライトを外していきます。

この写真で見える3か所を外していきます。それぞれ、8mmレンチとNo.2プラスドライバーで外せます。

No.2プラスネジ部分ですが、それなりの角度で入っているので力の入れる方向に注意しましょう。ネジに対して押す力7、回す力は3くらいで回ります。

今回、ヘッドライトを外すのが初めてであったため、ネジを外しただけではツメの部分がしっかりとはまっていてそのまま外すのが怖かったです。そんなときに活躍するのがこの「パネルはがし」です。

こいつを使ってヘッドライトの下部分から丁寧に外していきました。上からだとツメが割れそうな感じがしたので、下から外していくことをお勧めします!

ヘッドライトがうまく外れたら、中のバルブを取り出していきましょう。

バルブ交換

ここまできたら、あとはもともとついているハロゲンバルブを外して、LEDバルブを取り付けます。

今回、私が購入したLEDバルブだと、画像のゴム部分をカットして形を変えないと、本来バルブを固定する部分を取り付けることができませんでした。

しかし、不具合があった場合にはすぐに純正に戻したいため、今回はゴムをカットせず、また固定部分も取り付けずそのまま取り付けてみました。

通常はLEDバルブに以下の銀の枠(写真2枚目)をつけて、バルブがずれないように固定する必要がありますが、ゴム部分がぴったりとはまったのでそのまま取り付けてみました。

現在、バルブ交換から1か月経過しましたが、ヘッドライトがずれるといった症状は発生していません。ただし、正規な取り付け方ではないので、自己責任でお願いします。

 

さて、残りはHS1(H4)コネクタをつなぎ、LEDバルブのコントローラなどはホーン付近に隠してしまえば完成です。スペースが広いのでコントローラーのせいで閉まらなくなるということは起こらないと思います。

バルブ交換前(ハロゲン)と交換後(LED)の比較

バルブ交換前と交換後の比較を行っていきましょう。

ワット数もルーメンも上がっているので確実に明るくなっているはずですが、その効果やいかに?

画像の作り方が下手なのはご容赦いただきたいですが、同じロービームで比較しても全くもって別物といっていいレベルだと思います。

これで暗い田舎の夜道も安心して走ることができます。

コントローラーが一体型となっているLEDバルブではスーパーカブ110(JA10)で動作しないという噂を聞きつけ、コントローラー付きのLEDバルブを購入しました。

LED交換後、夜間走行も行いましたが、明るさについても取り付けについても全く問題ありません。

今回ヘッドライトの取り付けをしていて気付きましたが、ヘッドライト位置が一番下に設定されておりました。(出荷時(私の場合は中古なので整備時)の初期位置が一番下になっている?)

ヘッドライトが先を照らしてくれないと気になっている方は、ヘッドライトの位置調整だけでも行ってみると良いかもしれません。